ダイエットのための野菜中心の食生活。生野菜と温野菜どちらがいいの?
ダイエットをはじめると、野菜中心の食生活になっていくと思いますが、そのときに野菜を生でサラダで食べるのが良いのか、それとも温野菜で温かい野菜を食べたら良いのか迷ってませんか?
先に答えを言うと、両方なのですが、どちらも効率的な食べ方があるのです!
そこで、そのあたりを調べましたので、詳しく掘り下げて説明していきます。
温野菜の食べ方
温野菜でダイエットとなると、1番先に思いつくのが、レンジでチンするだけの温野菜ですよね。
手軽にアレンジできて飽きも来ない。こんな便利なものはないのですが、生で食べるときと違い、根菜類も入れるのがコツです。
根菜類は体を温める効果があり、消化に時間が掛かる分、満腹感を持続しやすい性質をもっています。
なるだけ多品目を食べれるようにし、手を加えずシンプルに食べるのが、栄養をフルに吸収することができます。
スープなどにして、抗酸化物質と食物繊維が豊富に摂れるようにすると、自然と体はデトックスされ、痩せる方向へと舵を切ってくれます。
生野菜の食べ方
生野菜を食べるときに、真っ先に思い浮かぶのがサラダではないでしょうか。生野菜を食べる理由は色々あるのですが、最大の理由は酵素とミネラルが同時に摂れるからです。
この酵素という栄養素は少し厄介で、48度以上加熱すると失われてしまう性質を持ってます。
酵素だけは温野菜では摂れないので、生の野菜を食べる必要があるのです。そして、もう一つの理由が消化に負担が掛からず、代謝が良くなる作用があります。
サラダを食べるときに注意したいのが、ドレッシングの存在。痩せるばかりに頭がいって、ついついノンオイルドレッシングを使いがちですが、それは逆効果になります。
オイル(油)は痩せるためには必要な食べ物の一つなんです。理由は、オイルにカロリーが存在するからで、体を温め代謝を上げてくれる効果があるのです。
そんなに食べてないのに、体重が減っていかない。逆に太っていく、という悩みはありませんか?
もしそうなら、完全に栄養不足に陥っています。油を食べなければ、肌はカサカサになるし、無駄な脂肪まで体は貯えようとします。
折角のダイエットもそれでは台無しになるので、良質なオイルを摂取する必要があります。
では、サラダに向いた良質なオイルとは何か?
それはブレンドされていないピュアなオイル。サラダ油ではないです。αリノレン酸を豊富に含んだ油がおすすめです。
理由は、αリノレン酸は青魚に含まれいる油なのですが、最近そこまで食べないですよね。αリノレン酸は食べ物でしか摂取できないのですが、オメガ3系の必須脂肪酸は不足しがちです。
必要な油は必要なだけ食べるのは、栄養不足にならないために食べないとダメ。しかも代謝を上げ、脂肪の燃焼をサポートする効果まであります。
では、植物系でαリノレン酸が含まれたオイルといえば、アマニ油・シソ油(えごま油)・魚油などになります。
これらで、ドレッシングを自分で作ると体が温まりやすく、老廃物を体外に出してくれ、体も正常に戻っていきます。
アマニ油は少し高級なギフトセットなどでセット販売されてることもあります。
まとめ
ダイエットを真剣に考えているなら、3食の1食は生野菜。1食は温野菜。あと一つは自由に食べるという感じで続けると、バランスよく栄養を摂ることができ、自然と痩せていきます。
食べて痩せるなんて、信じられないと思うかもしれませんが、これが体の構造なので、無理して食事やカロリーオフなんて考えないでも大丈夫なんです。
ダイエットに必要なのは、代謝を上げること。でも、食事というのは本来代謝を上げる行為なのです。いわゆる食事誘導性基礎代謝と呼ばれるもので、何か食べたときに汗がでるくらい体が温まるのがそれです。
それを可能にするためには、温野菜だけでもダメですし、生野菜だけでもダメなので、どちらも1回ずつ食べるのが理想なんです。
でも、朝に作る時間もないし、朝から野菜なんて食べれないというなら、生野菜の代わりにグリーンスムージーなんかで代用すると楽になりますよ。